東京で働いて、外資で働いて、

日本の片田舎で生まれ育ち、紆余曲折あって、上京しての外資勤めである。

 

思えば、故郷は幼い頃から居心地が悪く、上京志向は強かったと思う。

日本企業には就職して最初の1社のみで、その後転職を繰り返せど、結局外資を選択している。

 

おそらくは、自己主張が強く、同調できないものはできないという姿勢がある私は、故郷でも、日本企業でも、なじめないし、相手からも倦厭される。

 

都市に住むことは、田舎に比べて圧倒的に孤独だ。

しかし、比較的多様な人がいるおかげで、私は自己主張したところで、周囲から浮くこともなく、なじむことができている。

 

 

外資という職場の環境では、さらに同僚は国籍、人種含め多様だ。

そして孤独だ。

その中ではむしろ、私は没個性的。

 自分を理解してもらうことに苦労し、努力も必要だ。

しかし、他者とは話さなければ理解できないという共通認識があり、違いのあるもの同士が折り合いをつけて、チームとして働いている。

この空気感が比較的居心地が良い。

 

均一的で、同調圧力の強い、そんな社会に、私の居場所はないのだと思う。

多様で、他者に対して寛容な社会、そんな社会が居心地が良い。

 

 

最近、この国全体に漂う空気に居心地の悪さを感じるようになっている。

おそらく、私は疎まれる側の人間だ。

卒業

今週のお題「卒業」

 

卒業の記憶があまり無く、、、思い出作りらしいこともしてない。

 

周りは寄せ書きだったり、第二ボタンだったり、思い出作りにいそしんでいたのだけど、、、

私は色恋沙汰に無縁だったため、色めき立つこともなく。

ただ、坦々と通過儀礼をこなした感じ。

 

今振り返ってみても、卒業というイベントが妙に彩られてる印象も恋愛がらみのイベントのひとつだからだと気づいて見れば、まあ、私とは無縁だわ。

 

 

冷め切った態度で迎えた卒業は、灰色。

 

もし、今、私が卒業を迎える頃の私に声をかけるのであれば、卒業のときの恥は一時のかき捨てられるものなのだから、思い切り色めき立っておきな。ってことかしら。

 

 

表音文字

英語のアルファベットは表音文字

 

発音を表す記号。

対照的なのは漢字(表意文字)。

 

表音文字をつかう言葉は音がすごく大事なのです。

つまり目や手よりも、口と耳で理解する言葉。

 

英語が苦手な人は、発音を軽視する人が多い。

しかし、私が経験する限り、発音を重視した勉強したほうが、英語習得の近道だ。

英語は正しい発音で、口を動かし、声を出すことで、身につきやすくなる。

 

 

まあ、学生時代は恥ずかしくて、やろうとしなかったけども。

今となっては、猛烈に後悔している。

 

 

香港 2

前回、香港に来たのは10年以上前。

空港が都心にあり、ビルの谷間に着陸するようなスリリングな空港。

そして街は、雑然としていて、海外旅行慣れしていない自分は恐る恐るで、主要観光地を回った記憶がある。

 

 

今回、都心から離れた場所の埋立地の空港から、近代的なMRTに乗ってくる整備された都心、清掃の行き届いた市街地・・・

印象がまったく変わっていた。

 

現地人の同僚にそんな話をして「きれいになってておどろいた」と話したら、肩を竦めて、「隠すのは得意だからね」と苦笑い。

 

短期滞在者には見えないものがあるらしい。

 

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香港

大袈裟に聞こえるかもしれいが、海外出張は大きな人生目標だった。

語学が決して得意ではないのに、それが必要とされる世界に飛び込んでしまって、克服しようともがいている自分のひとつのマイルストーンだった。
会社に海外に送って意味があるという評価をさせるということなのだから。
 
 
それが、社会人10年にしてようやく達成。
感慨もありつつも、それは次の課題やら目標の始まりと同義で。
 
 
まだまだ未熟な語学力、異文化への適応力、、、そして、、、自分の職能もまだまだで。
それがが喜びでもあり、、、、うんざりもする。
 
ポジティブ一辺倒になれないのは、やっぱり年齢重ねたからだよね。
 

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英語を使う仕事に転職して一ヶ月

香港の上司来日。
相談することいっぱいあったはずなんだけど、、、
次から次に起こる緊急時案で、準備が何もできていない。
そして、やっぱりシンガポール生まれ、イギリス育ちの上司の英語はやっぱり難しい、、、、、
語彙が多い上に、発音が耳慣れない感じで、聞き取れないことが結構ある。
英語の感覚はだいぶ戻ってきてると思ったけど、まだまだ足りないみたい。

 

 

そして、入社して一ヶ月しか経ってないのに、業務内容がものすごい勢いで広がっていて、未経験な分野の未知の単語が毎日のように登場する、、、、

 

 

登場人物のバックグランドが予想以上に多様。
出身国や民族が結構バラけてる。
そんなに規模が大きく無い組織ゆえ、同部署、同チームとのやりとりよりも他部署、他の地域とのやりとりが多い、
それぞれの専門性、地域性が強く、、、、

今まで所属したどの組織よりも高いコミュニケーションスキルが要る気がする。。。

 

 

 

まだまだ足りない、、、、私。
ギアをもう一段あげていく。

英語面接トレーニング

英語短期集中トレーニング終了。

英語面接で必要とされる語彙の理解と、想定される質問、その回答の仕方をひと通り学ぶ。
そして擬似面接を繰り返す。

本で読んで学習するのと、実際に受け答えするのとではやはり勝手が違って。
先生も上手に面接官のプレッシャーを再現してくれた。

そして先生が外国人だけあって、コメントがダイレクトで容赦なくて、かなりへ凹んだ。
練り込んだつもりの回答があっさりと否定され、何を回答してもだめな感じになり、、、、
「I'm sorry that I was born.」と何度も投げ出してしまった。

そんなダメな生徒に最後までつきあって頑張ってくれた先生に心から感謝。

本来、一日1コマずつ受講して、復習して定着してから次のコマを受講する流れ。
しかし今回は短期詰め込みなので、定着にはこれからの復習次第かと思う。

面接結果は未だだけど、お値段相応の価値があったと思う。

これからも何度も面接を受ける事になるであろうことを考えると、こういうトレーニングは受けておいて良かったと思うし、もっと早くやっておくべきだったな。